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コロナの話① 悪用されるPCR検査 Part1

目次

 

PCR検査についてメディアが報道しないこと

まずTVメディアなどではPCR検査を新型コロナウイルス陽性者を判別する検査」として詳しい説明もなく扱っていますが、本当はそうではありません。

PCR検査の詳細(本来の用途、開発者、検査の仕組み)など重要な情報を意図的に伏せて、新型コロナを見つけ出す便利な検査かのような印象の操作を行っています。

 

PCRを理解することは、このコロナ騒動のおかしさを解明するための足掛かりです。

多少、専門的知識が必要でわかりにくいかもしれませんが、大事な部分なので、理解できるまで繰り返し読んでほしいと思います。

ではそのPCR検査の詳細を見ていきます。

 

PCR法の概要

  • キャリー・マリス博士によって開発(アメリカ/分子生物学/科学者)
  • プライマー(短い合成遺伝子)を使い、遺伝子の増幅させて遺伝子断片の検出をする。
  • 1990年初期からPCR法は広く使われ、キャリー・マリスは1993年ノーベル化学賞を受賞。
  • 特定の遺伝子断片のコピーを数十億個作り、研究する用途に十分な量を確保するために使われる。
  • PCR法は生体医療の研究や、犯罪法医学を含む幅広い適応範囲を持つ必要不可欠な技術である。
  • キャリー・マリス「PCR法は感染症検査には全く使えない、決して使うべきではない」と提唱。
  • キャリー・マリス 2019年8月 自宅で死亡 死因不明 コロナ騒動が始まる2ヶ月前のこと。
  • WHO(世界保健機構)が新型コロナの検査方法にPCR法を採用する。

 

PCR法は遺伝子の欠片を大量に増幅させ、遺伝子断片を検出する。

その増幅回数(CT値)の設定により、遺伝子断片をいくらでも増やせます。

微量なウイルスでも、その痕跡を見つけられる、とても精度の高い検査方法です。

では、なぜPCR法は感染症の検査に適していないと言われるのでしょうか?

 

PCR検査でわかるのはウイルスが「いる」か「いないか」だけ

PCRが検出しているのは、ウイルスではなく、ウイルスの遺伝子の断片です。

ウイルス遺伝子の断片が見つかったということは、「ウイルスが今いる」、

あるいは「少し前にいた痕跡がある」ということになります。

つまりウイルスの断片が少しでも残っていれば陽性となるということです。

その上でウイルスの状態がどうなのかまでは、わかりません。

ここがポイントです。PCR検査では確定できないことはいくつもあります。

 

1.「ウイルスが生きてるのか」「死んでるか」もわからない

   PCRではウイルスが死んでいても、陽性になります。

 

2.「ウイルスが細胞に感染しているかどうか」もわからない

   細胞に感染する前のただ体内に「いる」段階でも陽性になります。

 

3.「感染している人が発症しているかどうか」もわからない

   発症していてもしていなくても、ウイルス断片の一部が残っていれば、

   PCR陽性となります。

 

4.「陽性者が他人に感染させるかどうか」もわからない

   たとえば、体内のウイルスが死んでおり、断片だけが残ってる場合は

   他人に移すことはありません。また、ウイルスが生きていても、

   その数が少なければ人に移すことはできません。

   通常、ウイルスが感染するためには、数百~数万のウイルス量が必要に

   なります。しかしPCR法は遺伝子を数百万~数億倍にして調べる検査法

   なので、1個のウイルスしかいない場合でも陽性になる場合があります。

 

5.「ウイルスが今いる」か「少し前にいた」のかも、わからない

   一度感染すると、ウイルスの断片は鼻咽頭からは1~2週間、便からは

   1~2ヶ月も検出されることがあります。

   これらはあくまでウイルスではなく、遺伝子の断片です。

 

 PCR検査センター(東亜産業)の注意事項にも小さく書いてあります。

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新型コロナウイルス感染症に感染しているかどうかについては「判断できません」

 

つまり今行われているPCR検査というものは、感染性のないウイルスの残骸であっても、CT値を高く設定し、増殖させることで「陽性」と出る。ということです。

 

このPCR検査により、大量の偽陽性者を生み出しているのが今のコロナ騒動です。

なぜこのような検査を行っているのか?

それはWHO(世界保健機構)がPCR法を検査に採用し、コロナ対策の指導を行い、各国がそれに従っているためです。

 

CT値のおかしな点

f:id:hokkyoku0418:20220113113117j:plain日本のCT値は40~45と設定されています。

WHOはこのCT値の基準を明確に定めていません。

各国、検査機関でCT値の設定が異なっているので、世界での感染者の比較は無意味です。

それどころか、仮にPCR新型コロナウイルスの検査に有効だとしても、基準値が定められていない検査に何の意味があるでしょうか?

CT値に基準を設けないということは、CT値の匙加減一つで、陽性者の人数をコントロールすることも可能ということです。

 

CT値について、もう一つ画像で説明します。

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この図は「CT値」と「他者へ感染させる必要な唾液量」を相関で表したものです。

この図から読み取れることは、日本のPCRで設定されているCT値40という数値は、ペットボトル1本分の唾液でようやく感染するかもしれない程度のウイルス量ということです。

ペットボトル1本分の唾液があってようやく初めて感染する程度のウイルス量を持っている人間を見つけ出して、強制的に隔離・入院させているのが、このPCR検査という代物です。

 

 

陽性者=感染者ではない

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連日、政府や自治体・メディアはPCR陽性者を新型コロナ感染者数として毎日繰り返し報道しています。

そもそもの話ですが「PCR陽性者」=「新型コロナ感染者」ではありません。

正直、この事実だけでコロナ問題は終わってしまうのですが、今現在、残念ながら社会はそうはなってはいません。

 

基本的な前提として、感染症の段階は大きく分けて3つに分類されます。

 

①陽性者 (ウイルスが「曝露」(ばくろ・体の中に入る)しただけで「感染」には至ってない人。)

ウイルスが鼻内や口内にくっついてるだけの人です。

免疫にやっつけられて破壊されたウイルスの残骸などの場合もあります。

基本的に私達は何かしらのウイルスが体内に常在しています。

 

②感染者 (ウイルスが細胞内に侵入した人。無症状。)

活きたウイルスが体内で増殖している人です。

症状が出る前の潜伏期間ですが、通常は症状が出る前に、T細胞(リンパ球の一種、血中リンパの60~80%を占める)が細胞ごと破壊します。

これが免疫機能です。

 

③患者 (発症した人。症状がある人。)

ウイルスに免疫機能が負けて、症状が出た人です。

 

通常、は自然免疫で片付きます。問題にする必要すらありません。

ですがPCR検査では①②③全て同じ陽性者とし、今の社会はそのPCR陽性者を「新型コロナ感染者」扱いとしています。

 

コロナ以前とコロナ後の診断の違い

 

日本医師会がインフルエンザ検査を止めている

2020年はインフルエンザが例年より流行しなかったことを覚えているでしょうか?

これは日本医師会がインフルエンザ検査を行わないよう通達していたからです。

 

『陽性者』を『感染者』と言ってはいけない理由

本間真二郎医師が「検査陽性」と「感染」と「発症」について

わかりやすく説明してくれています。

https://www.facebook.com/shinjiro.homma/posts/2783858135272521

「検査の陽性者」を「感染者」とすることが、なぜ問題になるのかの説明になりますが、風邪の例をあげてみます。
風邪とは、もちろん風邪の原因となるウイルスの感染により起こる病気です。
通常、風邪をひいた場合「運悪く」風邪のウイルスをもらってしまったからと考えるでしょうが、本当でしょうか?もちろん風邪のウイルスがいなければ風邪は発症しません。
寒い冬に、素っ裸で布団もかぶらずに寝てしまったら、よほど強靭な人でなければ、間違いなくかぜを引きます。では、冬に裸で寝たときだけ「偶然に」「運悪く」かぜのウイルスをもらっているのでしょか?
そうではなく、かぜのウイルスには、裸で寝ようが普通に寝ようが常に接触しているのです(つまり常にウイルスは「いる」)。
しかし、正常な免疫力がある場合には感染せずに発症もしません。風邪にかかったのは、冷えなどで免疫力が低下したことによるのです。つまり、通常の免疫力がある場合は気道にウイルスがいても全く発症しないのです。
もし、ウイルスが「いる」状態(PCR検査陽性)を感染=病気としたら、風邪の場合は国民のほぼ全員が感染している、つまり風邪ということになりますね。
つまり「検査陽性=ウイルスがいる」ことだけでは「感染と言ってはいけない」のです。
人は微生物と常に接触しているわけですから、ウイルスをもらっても(ウイルスがいても)感染しなければ、感染しても発症しなければ、発症しても重症化しなければいいのです。補足ですが、これらを決めているのは、ウイルス自体ではなくウイルスをもらった側の免疫力であることも大切です。

 

新型コロナウイルスでは「検査の陽性者」を「感染者」として報道されており、これはとても重大な問題です。報道機関をはじめ、医師や専門家がこれを指摘しないことはそれ以上に大きな問題です。

 

本間真二郎医師(栃木県那須鳥山市 小児科医)

 

厚労省が陽性者はコロナ感染者ではないと認める

動画は「PCR陽性者」=「新型コロナ感染者」なのか?という国会答弁です。

柳ヶ瀬議員の質疑により厚生労働省が認めました。

動画は2020年12月2日の答弁です。

こうした指摘を受け、厚生労働省も検査体制を改善していくと答えていましたが、

今現在(2022年2月)でも、変わらずこの問題は横行しています。

それどころか最近の報道の感染者煽りを見ると状況は悪化してると言えるでしょう。

 

このようにPCR法は偽の感染者を生み出す装置として悪用されています。

日本だけでなく、世界のコロナ対策の基準を、WHOが指導しており、全世界でこのような異常な事態が発生しています。

 

 

 

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