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コロナの話③ 新型コロナの死者数 Part1

目次

 

新型コロナによるパンデミック

2020年3月にWHOがコロナによるパンデミックを宣言しました。

そもそもパンデミックとは何なのか?意味を調べてみました。

パンデミック(pandemic)は、日本では“感染爆発”などと訳され、感染症や伝染病が全国的・世界的に大流行し、非常に多くの感染者や患者を発生することをいいます。地域的だとエンデミック、国内ないし数カ国はエピデミックとなり、WHOは流行の規模に応じ、1~6の警戒段階を設けています。パンデミックとは最も規模の大きい感染流行の表現となります。

過去に起こったパンデミックとしては、14世紀にヨーロッパで流行したペスト(黒死病)、19世紀から20世紀にかけ地域を変えながら7回も大流行したコレラ第一次世界大戦中の1918年から1919にかけて猛威を振るったスペイン風邪(インフルエンザ)などがあります。

 

新型コロナも史上最悪のパンデミックと呼ばれていましたが、このパンデミックで世界人口はどれくらいの変化があったのでしょうか?

 

アメリ

 

日本

日本では厚生労働省が毎年集計し発表している人口動態調査というものがあります。

ここでは日本の様々な統計を記録しています。

(人口、死者数、出生数、婚姻数、離婚数、死因の内訳など)

人口動態調査 結果の概要|厚生労働省

※ここから先、掲載する日本に関するデータは、この人口動態調査を参照しています。

 

2020年、日本の死亡数は11年ぶりに減少した

 

日本(過去11年間)総死者数

  年      死者数  前年比較

2010年(H22) 119.7万人 

2011年(H23) 125.3万人 +5.6万人 ←3/11 東日本大震災

2012年(H24) 125.6万人 +0.3万人

2013年(H25) 126.8万人 +1.2万人

2014年(H26) 127.3万人 +0.5万人

2015年(H27) 129.0万人 +1.7万人

2016年(H28) 130.7万人 +1.7万人

2017年(H29) 134.0万人 +3.3万人

2018年(H30) 136.2万人 +2.2万人

2019年(R  1) 138.1万人 +1.9万人

2020年(R  2) 137.2万人 -0.9万人 ←3/11 コロナパンデミック宣言

※参照 厚生労働省-人口動態調査

 

日本での死亡者数は年々増加傾向にありますが、2020年のコロナ渦中では11年ぶりに死者数が減少した、というデータです。

100年前の「スペイン風邪」以来のパンデミックという割には、何とも違和感が残るデータではないでしょうか。

この新型コロナは本当に危険なウイルスなのでしょうか?

また、新型コロナによる”感染爆発”は本当に起こってるのでしょうか?

コロナ騒動を解明するには、大前提から考える必要があります。

 

 

世界の新型コロナ死亡者数

新型コロナでは実際どのくらいの人が亡くなったのでしょうか?

Googleで検索してみると、いつの間にか便利な機能が追加されていました。

せっかくなので活用してみます。

世界 コロナ 死亡数 - Google 検索

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~省略~

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この統計はオックスフォード大学が運営するOur World in Dataという集計サイトを参照しているようです。

COVID-19 Data Explorer - Our World in Data

 

これによると新型コロナの死亡者は世界で574万人でした。

死亡者が1番多いのはアメリカ90.1万人、そして日本1.9万人で41番目でした。

※これは2年間の累計の数字です。1年間の死者数ではないです。

では、このコロナによる死亡者数と人口の割合を計算してみます。

2021年世界人口は78億7500万人です。

 

世界 574万人   ÷  78億7500万人 = 0.07%

米国  90万人 ÷  3億3290万人 = 0.28%

日本 1.9万人 ÷  1億2610万人 = 0.02%

 

ついでにアメリカと日本も計算してみました。

新型コロナウィルスにより世界では人口の0.07%アメリカ国内では国民の0.28%日本国内では国民の0.02%の人が死亡したという結果です。

この数字をイメージできるでしょうか?

これは割合グラフにしても見えないくらいの微小なものです。

つまり新型コロナではほとんど人が死んでいません。

 

日本のコロナ死亡者数を見てみる

先程の日本のコロナ死亡者数を詳しく分析してみます。

今度は厚生労働省が発表している、政府公式データを参照します。

国内の発生状況など|厚生労働省

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日本国内の新型コロナ感染症死亡者数は、やはり約2万人程のようです。

そしてこの数字も累計なので、R2年2月~の調査になっており、約2年間の合計値ということです。

約2万人の死亡者を2020年(R2)・2021年(R3)の内訳を調べます。

厚労省・人口動態調査によると、R2年は3,466人R3年は約15,980人※でした。

R2年とR3年で新型コロナ死亡者数はかなり違いがあるようです。

※人口動態調査は集計の都合上、2カ月遅れの発表のため、R3年分はまだ未確定です。

 

日本(1年間)総死者数とコロナ死者の比較

日本の2020年(R2)死者数137万人との割合も見てみます。

 

2020年コロナ   3,466人 ÷ 138万人 = 0.25% 

2021年コロナ 15,980人 ÷ 137万人 = 1.17% 

 

2020年のコロナ死者は全体死者数の0.25%、2021年は1.17%という結果です。

これをグラフにしてみます。

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右の赤く小さいエリアがコロナ死者数です。

この小さな数字と、政府が行ってきた大規模な感染対策は本当に釣り合いが取れているでしょうか?

 

日本(1年間)死因別の死者数比較

さらに死因別に分けて見てみます。

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厚労省-人口動態統計調査H30年死者数 参照

日本で一番多い死因はガンで年間に37万人の方が亡くなっています。

心疾患では21万人が亡くなっています。

例年このくらいの人が亡くなっていますが、コロナより死者数の多い死因でこのような大規模な対策をしたことがあったでしょうか?

不慮の事故による死亡者は4.1万人、新型コロナの2.5倍の死者です。

事故に遭わないために自宅待機したでしょうか?

肺炎による死者は9.5万人、新型コロナの6倍の死者です。

コロナと同じ飛沫感染である肺炎のために国民全員がマスクをしたでしょうか?

WHOの感染対策とその指導に倣う政府は、本当に正しいのでしょうか?

仮に政府が感染対策が間違いだったと認めても、今の世の政治家たちがその責任をとるようなことがあるでしょうか?

 

 

このデータでもう一つ注目したいのは、この年、インフルエンザは3,325人の死者でした。例年、インフルエンザでは3,000人超の死者数が出ています。

2020年コロナ3,466人でした。

これを見るとインフルエンザとコロナの死者数はほぼ同等ということがわかります。

2020年の新型コロナ登場と入れ替わる形で影を潜めたインフルエンザですが、どのように考えられるでしょうか?

2020年、インフルエンザ検査を行わないよう日本医師会が働きかけがあったこと、そもそもPCRではインフルエンザや風邪とコロナを判別することはできないことは前回のPCR検査について報道されないことで説明したとおりです。

 

インフルエンザやコロナの死者数は本当に正しくカウントされているのでしょうか?

また2021年コロナ死者15,000人はどう説明するのか?

病院の医療崩壊はどう説明するのか?

新型コロナはインフルエンザとは違い、重症化や後遺症も怖いのでは?

 

という疑問もあると思います。

これらもすべてカラクリがあります。

次の記事で説明をします。

 

 

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